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高原地帯を走るビーナスライン

ビーナスラインの特徴

国内に数あるツーリングコースの中でも、特に「ツーリングの聖地」と呼ばれ、人気があるのが長野県にある「ビーナスライン」だ。
長野県の茅野市から上田市にある「美ヶ原高原美術館」に至る、全長約76kmの観光山岳道路のこと。
ビーナスラインは国道152号、長野県道192号、40号、194号などにまたがっており、開通当時は有料道路だったんだ。

風光明媚なロケーションとして有名なビーナスライン一帯は、一気に駆け抜けてしまうというよりは、あちらこちらでバイクを停めて趣のある景色を満喫すると言った楽しみ方が最適な道路だ。
季節の移り変わりによって全く違った光景が出現するビーナスラインは、何度でも訪れることによってより深くすることができる。

ビーナスラインの魅力

ビーナスラインの魅力は、地元住民の生活に密着しているところにある。
春には山菜狩り、秋にはキノコ狩りが楽しめることはもちろん、夏には清冽な湧き水に触れたり、冬には新雪を楽しむなど、あらゆる面から自然と親しむことができるんだ。
この辺りの名産である新蕎麦や新米が収穫される時期などもツーリングには絶好の季節だから、ぜひ訪れてみることをおすすめする。

ビーナスライン周辺には「信州の展望台」として有名な美ヶ原高原などもあり、標高2,000mの高さから360度の大パノラマが見渡せる!
40,000坪もの敷地内には、国内はもちろん、国外のアーティストが製作した現在彫刻が350点以上展示されていて、開放感あふれるアート散策のスポットとしてライダーたちに人気があるんだ。
美ヶ原高原には道の駅が隣接しているので、ここで食事をしたり、休憩を取ったりするのも楽しいもの。

また、敷地内には牧場「山本小屋ふる里館」もあるので、搾りたての新鮮な牛乳を使用したスイーツなどをここで食べることもできる。
これ以外にも、「霧ヶ峰自然保護センター」や「麦草ヒュッテ」など、ビーナスライン周辺には自然と親しむスポットがたくさんあって、何度行っても飽きることがないだろう。

ビーナスラインへのアクセス

ビーナスラインにアクセスするには、白樺湖近くにある152号線から登っていくルートがおすすめ。
ビーナスラインの途中には白樺湖展望台駐車場があるので、ここでバイクを停めてきれいな空気を吸ったり、白樺湖の眺めを楽しんだりできる。
白樺湖展望台駐車場は、白樺湖を背景に、バイクの写真が撮れる絶好の撮影スポットでもある。

車山高原も四季折々の美しい風景が楽しめる高山植物のサンクチュアリとして有名なので、必ず立ち寄ってみよう。
車山高原には、ロープウェイも通っており、ゆっくり観光するのにもおすすめのスポットだ。

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