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穴場的な紅葉スポット筒森もみじ谷

筒森もみじ谷の特徴

千葉県は都心から近く、それでいて美しい絶景スポットが数多くあるツーリングスポットとして人気がある。
中でも、紅葉の季節の穴場としてライダーたちの間で知られているのが「筒森もみじ谷」だ。
筒森もみじ谷は千葉県大多喜町筒森地区に位置する紅葉の名所で、11月中旬から12月上旬にかけて見事な紅葉を鑑賞することができる。

筒森もみじ谷にはイロハモミジが多く、真っ赤に染まった紅葉が印象的だ。
紅葉の穴場的な存在で、つい最近まで地元の人しか知らない紅葉スポットだったらしい。
ところが、「養老渓谷」の紅葉が有名になったことから、筒森もみじ谷の存在も次第に知られるようになってきた。

筒森もみじ谷にアクセスするには、国道465号の筒森地先から細い道路を1kmほど走る必要がある。
中には筒森もみじ谷にたどり着けずに迷子になってしまうライダーもいるくらいなので、あらかじめよく下調べをしてから行くことがおすすめ!
30台の車が利用できる駐車場も完備されている。

筒森もみじ谷の魅力

紅葉が日本で一番遅い房総半島に位置しているため、他の場所の紅葉が終わった後で美しい秋の景色を堪能できるのが筒森もみじ谷の大きな魅力。
すぐ近くには養老渓谷もあり、合わせて訪れれば楽しみも倍増だ。
週末で日帰りすることも可能だが、養老渓谷には温泉宿もあるので、1泊2日または2泊3日でのんびりとした週末を過ごすのもいいかもしれない。

養老渓谷温泉の黒湯は全国的にも珍しい黒っぽいお湯で、美肌効果の高いとろとろの肌触りが人気。
ゆったりと黒湯に浸かってストレスを解消すれば、お肌も体調も見違えるように改善されるはず。
露天風呂のある宿泊施設は何軒もあるし、日帰り入浴できるところもあり、手軽に訪れるにも最適の場所だ。
養老渓谷の紅葉も美しさでは定評があるので、筒森もみじ谷と合わせて訪れるようにスケジュールを組むのがおすすめ。

筒森もみじ谷へのアクセス

筒森もみじ谷へのアクセスは市原ICから約40km。
市原ICから国道297号に入り、県道81号から老川十字路を右折し国道465号のコースで約1時間だ。
道が狭くて走りにくいので、バイクは途中で止めてバスでアクセスする方法もおすすめ。
紅葉の期間はバスも増発されているので、時間を気にせずに紅葉が楽しめるだろう。

筒森もみじ谷近くで食事をするなら、養老渓谷で麦とろ定食を食べてみるのもいいかもしれない。
地元の山で掘り出したばかりの自然薯の味わいは格別だ。
また、鯉こく定食や鯉あらい定食などの鯉料理もこの辺りならではの特産だ。
筒森もみじ谷に行ったら、1384年建立の「水月寺」に足を伸ばしてみるのもいいものである。

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